よく耳にしたり見かけたりすることがあるボーイスカウトですが、実際にはどんな活動をしていて、何が良いのかよく知らない人もいるのではないでしょうか?
ボーイスカウトは世界的な青少年運動のことで、野外活動などを通じ、子どもたちの自発性を大切に、グループでの活動を通じて、それぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育んでいきます。そのプログラムはバラエティに富んでいて、各年代においても様々です。
芸人の宮川大輔さんや、日本で初めて国際宇宙ステーションクルーに選ばれた野口聡一さんが有名人としてあげられます。
ボーイスカウトでは、年齢に合わせた教育プログラムを行うために、年齢別に隊を組んで活動します。活動内容によっては団全体で男女ともに様々な年齢のものが一緒に活動します。
●ビーバースカウト
年長から(加古川第4団は)
ビーバースカウトは、ボーイスカウトで最年少の小学1年生から2年生を対象としています。(就学直前の1月から仮入隊できます)。
「みんなと仲良く遊ぶ」「自然に親しむ」「楽しみや喜びを分かちあう」などをねらいに置き、様々なことにチャレンジします。
●カブスカウト
小学校3年生の4月から
カブスカウトは、小学3年生から5年生を対象としています。
目標は「自分で考え自分のことは自分でする」「みんなでルールを作って仲良く遊ぶ」「自然や社会とふれあうこと」などを通じ、自立心や創造力を養います。
●ボーイスカウト
小学校6年生の4月から
ボーイスカウトは、小学6年生から中学3年生を対象としています。
キャンプやハイキングなどの野外活動の中で、「リーダーシップ」「協調性」「社会性」などを育みます。また、奉仕活動を積極的に行い、「人のために役に立つことの大切さ」も学びます。
●ベンチャースカウト
●ローバースカウト
高校生以上
高校生年代になるとベンチャースカウトに、18歳から25歳まではローバースカウトになります。
ボーイスカウトの中では、一貫性のある教育の最終段階となり、より自主性に基づいた活動を行います。そうした活動は、アドベンチャーに富んだ内容や地域社会への奉仕など様々な分野におよびます。
子供たちがスカウトに参加すると、成長するメリットは3つ!
◎アウトドア活動やボランティア活動で心と体が鍛えられる
◎キャンプの実践によって野外生活の技術が身につく
◎集団で活動することで、規律を守り、協調性も身につく
ボランティアの活動は直接的な社会奉仕活動になるので、社会貢献の精神も小さい頃から養うことができます。活発なお子さんであれば、楽しみながら心と体の両方を鍛えることができると言えます。仲間が増える楽しみというのもありますね。
泣き虫だった子が活動に参加し、たくましくなったという体験談も…。
子供達が普段学校では教わらないことを教わったり、貴重な経験が出来る素晴らしい場です。野外活動を通し外遊びを楽しみながら、将来社会での活躍も期待できるような一人前に成長してくれるでしょう。
学校でもクラブでも家庭でもない、もうひとつの居場所。